環境について学びたい方
環境について本格的に考えるために学ぼう!
今環境について知っておきたいことは何だろう?
身近でできることは何だろう?
環境と私達の生活は別々の問題なの?
環境を考える、エコは健康で経済的?!
このようなことを思う方には、
この記事を読むことで上記の内容を学ぶことができます。
そして、今現在気を付けていることの再認識と新しい発想を学べるかもしれません
理由は、今の時代は環境に猛烈なスピードで進化しているからです。
個人個人の生活のエコ活動から企業規模での方針やコンセプトが環境について重要視されていて、さらにSDGs「持続可能な開発目標」が国連で進んでいるからです。
このSDGs「持続可能な開発目標」は、環境問題だけにとどまらず、あらゆる分野において持続可能な対策をしています。
先ずは学ぼう!環境って何?
環境とは、あなた(個)を取り巻く周囲の状態や世界であり、個を人間とするならば、その環境は人間の周囲にあるすべてである。
また、主体である人間と環境は、独立して存在しているのではなく、相互に作用を及ぼし合っている。
私たち人間は太陽系の地球という惑星に暮らしている。
地球の変化は私達の地域・家庭・学校・職場の環境にも影響を及ぼすことになる。
逆に、私たちの行動・生活・経済などの変化から住んでいる惑星である地球や世界から日本、都道府県、市町村といった地域の環境にも影響を及ぼすことになり、地球全体を
含んだ大きな環境の一部としてそれぞれが機能している。
~人間を取り巻く環境要因~
自然環境
物理的要因
気候、温度、湿度、気流、気圧、熱、放射線、音、振動など
化学的要因
酸素、二酸化炭素、窒素、金属、化学物質、有機溶剤、農薬など
生物学的要因
動物、植物、細菌、ウィルスなど
人為的環境
社会的要因
行政、産業、医療、文化、社会状況、生活習慣など
(参考:健康管理士資料)
少し固い感じかもしれませんが、様々な気付きが人によって違うかもしれません。
どんな気付きがありますか?
恐縮ながら固いかもしれない上記は、環境といっても広く様々な種類があることをざっと知ってもらうためです。
私個人も途中にいて学んでできること、学んでできることの繰り返しですが、
環境問題もやはりバランスなんですね。
全体のバランスが変わって、時とともに問題が変わることがあるのです。
今気を付けていることが無駄ではありませんが、状況や認識のギャップはあるかもしれません。
例えば今から15年以前は、日本はほとんど木造住宅でした。
環境問題では、木の使い過ぎでペーパレスや木の使用を減らす努力がされていました。
その感覚今でもありませんか?
実はその結果、今は木が余っているそうで、何とかもう少し木を使うことが循環にとっていいそうです。もちろんほどほどでしょうが。
私は高尾の研究所に入場料だけ払って無料で環境についての化学的な研究や今後の企業との取り組みなどの話を数回聞きに行ったことがあります。
木を建築資材に取り入れた、新しい建築資材を開発されていたり、木を取り入れた様々な模型からアイテム、とても可能性の開けたものでした。
これは人口が減っているのと高層マンションや大型マンションがたくさん建って木造住宅の増え方が減ったのも大きいのかなと思います。
また、最近の分譲マンションの方は知っていると思いますが、
ディスポーザーが付いていて、生ごみなどが(ちょっと言い辛いですが)トイレも含めて肥料にされて役立てられています。普通に生活しているだけで。
一軒家だったら大変なことです、生ごみは庭で腐らせて肥料にする、そんなの大変です。燃えやすいですが。
また森林といっても場所が重要なのも途中で気付きました。
簡単に言えば、足りない所(不足している)に森林が必要で、本来森林だった大量の森林伐採などが深刻な問題です。
そして、里山の定義が、
- ①里山は自然のままのそのまま残しておく、立ち入らない。
- ②人手をかけて改良して手を加えていく。
どちらが正解だと思いますか?
私は最初①かと思っていたのですが、正解は②でした。
そうして守られている中には、人手があり、やはりそれが意味があることです。
私は少し不動産にも関心があり、山の売買が密か?にされていて、最安は1円とかで何百坪なのですが、ひとつは木を売って木を育てるようなケースもあるようです。この辺は斬新なアイディアが詰まっていました。
上記も環境問題解決の一部ですね。
次は環境問題を、書ききれないくらいの量ですが、なるべく端的にたくさんしってもらえたらと思います。
さまざまな環境問題
2つの環境問題
- 地球環境問題
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、生物多様性の減少など、その被害や影響が国境を越えて、地球規模にまで広がっている環境問題のこと。
また、途上国における森林減少、砂漠化など、その解決のために国際的協力のもとでなければ解決できない環境問題も含まれ、地球規模にたって取り組まれるべき問題である。
- 地域環境問題
大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、悪臭、ごみ問題など、その被害や影響が国内や地域的に限定され、原因の「起こしている側=加害者」と「影響を受ける側=被害者」との関係が特定しやすい環境問題のこと。
よって環境問題の原因と影響を明らかにして問題解決できる場合が多い。
地球温暖化⇒再生可能エネルギー
(太陽光発電・風力発電・地熱発電・水力発電・バイオマス)
室内における環境問題
室内汚染
シックハウス症候群
(室内喚起でホルムアルデヒドを減少
都市の環境問題
ヒートアイランド現象
ゲリラ豪雨
光化学スモッグ
化学物質による環境汚染
環境ホルモン(主に視床下部・下垂体・甲状腺・心臓・胃腸・副腎皮質・精巣・卵巣)
ダイオキシン
黄砂とPM2.5(微小粒子状物質)←花粉症を悪化させる
放射性物質による環境への影響
私たちにできる環境への取り組み
食料自給率
これは、その国で必要な食料を自国でつくっている割合のこと
日本は38%前後です。数字上でも62%は輸入に頼って
いることですが、輸出もあります。
アメリカ127%、フランス129%、ドイツ92%、イギリス72%
諸外国の先進国と比べると日本の食料自給率は高くありません。
ここで食料自給率が低いとどういう影響があるかです。
フード・マイレージについて
ガス・マイレージ(1マイル当たりの車の燃費)をフード(食料)に当てはめたもので、食料が産地から食される地まで運ばれるまでの、食料の輸送(車・鉄道・船・飛行機など)に要する燃料・二酸化炭素の排出量をその距離と重量で数値化した指標のことを表す
日本は他の先進国と比べて、3~8倍高いそうです。
環境問題を解決するヒント
環境問題を考えるに当たって重要な視点は2つあり、
・人類の活動が地球のキャパシティ(容量)を超えている
・人類の活動が自然界にないものをつくりだしている
<環境基本法の基本理念>
- 現在と将来の世代の人間が、健全で豊かな環境の恵みを享受できること
- 環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築すること
- 国際的協調によって地球環境保全を積極的に推進すること
循環型社会を目指す
3R
- リデュース(Reduce) 廃棄物の発生抑制(物を大切に使いごみを減らす)
- リユース(Reuse) 再使用(使えるものは繰り返し使う)
- リサイクル(Recycle) 再利用(ゴミを資源として再生して利用する)
上から順番に効果が高い
悲しいかな、はじめから物を買わないことが一番環境にはよいのです。
食品ロスの問題
「もったいない」という意識で食品ロスを減らそう!
・買い物は計画的に
・調理で作り過ぎず、食材は無駄なく使って食べ切ろう
・「消費期限」と「賞味期限」を正しく理解!
↑お弁当など ↑品質の劣化が穏やかなもの 過ぎたら食べない すぐに廃棄せず自分で食べられるか判断することも大切
ちょっと考えてみよう
例題1)
奥さんが野菜たっぷり、お肉もお魚も、卵やきのこ他にも栄養のあるものをどっさり2袋買ってきてくれました。こんな時どうする?
- 「買い過ぎないで!腐ったら無駄になって環境に悪い!」
- 「どのように食べるか考える」
答えはないのですが、健康的にはほとんどの方足りないのが現状。
断食やファスティングもあるので、少しでもいけるのかもしれませんが、2袋くらいなら2~3日あれば食べられませんか?運動してたらあっという間です。
また、本当に腐ったら大変悪いので、もつものは残して追加するなど管理も大切。
循環することを忘れずに。
買い過ぎない事、回す事、ちゃんと食べることが大切。
例題2)少し贅沢にカバンや靴、洋服を買ってきました。大切にしているようです。
- 「買ったものがごみになり環境に悪いよ」
- 「大切に長く使えたらいいね。(使い終わったら)再利用や資源としてリサイクルショップに出すか売ってしまう」
この場合、悲しいかな環境問題で見たら確かに①も当たっていますが、人間社会ですから次は3R①②③の問題になります。
例題3)友達がやたら物を買う。悪くもなさそうだがそんなにいるのかな?
- 「白い目、しかと」
- 「使う、3R①②③」
確かにはじめからものを買わないことが環境問題では一番効果が高いということですが、せめて買う前に言いたいですね。買った後は3Rしかないのかなと思います。
例題4)父ちゃんが書斎があり本棚や本が大量、家族はなくてもいいそうです。
- 「父ちゃんのことを理解できない、隙あらば処分しようとする」
- 「父ちゃんの本を覗いてみる」
経済的には、②の方がお得ですが、人って自分で買わないとわからないのですよね。父ちゃんの書斎を自分も作りましょう。また電子書籍という手もあります。
父ちゃんは家の支えであり大黒柱なのですから、学校に通って何をしているか思い出そう。
食料問題は、世界的に対策が進んでいて、日本でも大豆のお肉や諸々を「お肉より美味しく」ということで企業規模で改革されたりもしています。
食料問題は、やはりあまり食べないことだけでしょうか?
必要な量だけですか?
「蛍の墓」という映画を、あなたは知っていますか?
オリンピックはやるのにスポーツ選手も減らさないといけないのでしょうか?
みんながそうするなら、生活習慣病の肥満の場合のケースは?
近年、生活習慣病でいわゆるダイエットが根本治療といわれました。
さて、そういった問題も健康上では大きい問題です、減らすことが健康にも環境にも優しいならば、整える分にはいいことですね。
スポーツ選手も減らさないといけないのでしょうか。
ちょうどいいとはどのくらいでしょうか?
個人差もあります。
木材の例のように、バランスを見て、全体的には減るでしょうが、極端にならない重要度の判断を忘れないでほしいと思います。
今は食糧問題が切羽詰まって深刻です、しかし栄養不足の問題もあります。
生活習慣病が大半の悩みだったということは相当食べ過ぎたという統計ですが、実はカツやフライ、天ぷらコロッケなど揚げたものや買ったもの、またお酒なども原因ですよね?
皆がそうだったのでしょうか?
個人のバランスと全体像を見て、改めて効率的で無駄のない、栄養バランスを見直してみませんか?
栄養たっぷりと乱れた食生活は全く違います。
栄養たっぷりは豊富な食材です。乱れた食生活はカツやフライ、天ぷら、揚げ物、お酒や煙草、外食ばかりや遅い時間の食事などです。
豊富な食材である栄養たっぷりの方を減らさないといけないのでしょうか?
それとも、サラダ油の方でしょうか?
エネルギーもエネルギー関連の会社もエコにしたり、消費を押さえたりしています。
最後に、今環境問題について考えているのは何故でしょうか?
今、思いついたことはありますか?
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